私は無意識に微笑んでいた。



すると悪魔が…



「留菟ちゃんカワイイ!!!」



ギュムッ!






また抱き着いて来た。

今は登校時と比べてもう少しでチャイムがなるから人がほとんど。




だからスゴく注目を浴びる。

悪魔、マジでやめろ。





心の中でそう思っていても悪魔は離す気配ナシ。


そろそろ殴ってやろうか…




「絶対に留菟ちゃんからはなっ…」


「離れろ。」


悪魔の言葉を遮ってやった。