「えっそうなんですか」


「うん、
だから今度学校会いにおいでよ〜
会わせてあげるよ〜
2人でよく技術室とか美術室とかそういう教室らへんにある、空き教室で会うんだよ」

そんなこと先生がしていいのか、とか、別に学校で会うことないんじゃ、とか思うことはいろいろあった。
でも、久しぶりに見たゆうさんの笑顔を前にそんなこと言えなかった。
その笑顔がどこかおかしくても。













それからゆうさんのことがますます不安になった。


考えれば考えるほど、姉と言っていた気がする。それに写真が古い。おかしい。



そこでおれはゆうさんに言わないでゆうさんの学校に忍び込むことにした。