莉紗とお茶したあと、
おしゃべりしながら他のみんなを待った。何週間かぶりに会うみんなは元気そうだった。私が行くことにみんな驚いていた。みきは「話聞いたあと帰ると思った」らしく、カラオケ着いてから事実を言おうとしてたらしい。

そうして、みんなとおしゃべりしながら合コンをするカラオケに入った。


部屋には既に男の子達がいて、私たちと同じくちょうど4人だった。みんな大学生と言うには幼かった。高校生と言われても何ら違和感がないほどだった。

みきが自己紹介をはじめる。

「こんにちは〜遅くなってごめんね、
私は俊(しゅん)の姉の実希(みき)って言いまーす。よろしく〜」

それから順に女性陣から自己紹介した。
でもいろいろ面倒だといけないから、私の職業は会社員とカラオケに来る前に口裏を合わせておいた。

男性陣の紹介に移る。
みんな大学3年らしい。私にはどうしても高校生に見えて、今の大学生は幼いなと思った。

みきの弟くんの友だちの司路くんは本当に航くんと仲良さそうだな、私が男性陣に思った印象はそれくらいだった。