「やめてよ!!」

「うるせーぶーす!」


小学校のころ
私は人気者のあいつにブスって
言われただけで
いじめが始まった。


それは中学まで続いた。


でも、それも終わり!!


今日から私は赤木高校の生徒!!

頭の悪い私はこの高校が
ギリギリ。

でも、ヤンキー高校では
ないし、頭のいいあいつは
絶対にいない。


高校デビューだっ!


校門に貼られてある
クラス表を見ると
私は1年7組らしい。

友達できたらいーなー( ̄∀ ̄)



そんな夢は滅びるのでありんす。





ーーー

1年7組の教室に
ついた。


黒板の前に貼られている
座席表を見ると,,,
私は一番後ろだっ!


よしっ。

小さくガッツポーズをして
自分の席に行くとき

そのとき

なんと


うんうん。幻覚幻覚。
まぼろしー。


あいつはいない。


席について周りを見渡すと
いるーーー!

確実にあいつがいる。


あいつとは、
私をいじめた奴。


高木 亮

女子に囲まれまれた顔。
はい、おつかれ。
キモいしマジ。


とりあえずあいつに
豆板醤かけたい。


うひょ。目があったぞ。
どーしよ、

よし、こーゆーときは

(-ω-´ )ぷいっとそらす。


一番いい解決策だ。

すると高木は大声で


「みんな、ちゅーもーくー。」

なんだ?

「あそこにいる金子 りりなってこはー」

あたしじゃないか!!

「中学校のときーイジメられてたんだよー。」

、、、

高木。
最低。


死んでしまえ。


みんなは

(えー。やっぱり?
そーゆー雰囲気でてた。)

(暗そうだしね。)


はぁ。私の高校デビューがぁぁ。


絶望を抱えながら
机に顔をふせてると


チョンチョンと
肩を触られた。


顔を上げるとごっつイケメンが!!


すると
いきなり立たされて
手を引っ張られ
連れてこられたのは屋上。


はぁ。
こんなイケメンでもいじめをするのか。

だってハサミ持っとるやん。
これで髪じょりーってきられるやん。
最悪やわ。



すると近づいてきて
私の後ろに回った。


うん。自分でも分かる
私、震えてる。
思った以上にいじめって
ダメージでかいよね。


するとそのイケメンは


「ハハッ」

と笑ったのだ。


情緒不安定かっ!

え?何?は?


「俺のこと覚えてる? 」


は?

「新しいいじめですか?」

「えっ。違うよ!!(笑)」

でも確かにどっかで見たことある。


「松本 祐太。」







「ぬお!!思い出した!!」

小学校のころ唯一私を
いじめなかった子!!


私の初恋の相手。


でも中学なって転校しちゃったんだよね。



「中学でも、イジメられてたんだ。」
祐太くんは悲しそうな顔で言った。


「うん、高校ではあいつと離れられると
思ったのになー。」


「辛いことがあったら俺の所にこいよ。
6組だからさ、俺」

同じクラスじゃないんだ。

まじで、ぼっちか。






「さっきはごめん。
驚かせて。お前をハサミでギタギタに
しよーってわけではなくて。」

表現こわい。

「お前、値札ついてるぞ。」


え?そーいえば
最近買った服を制服のしたから
はいていて、、

ぎゃーーー!


値札切ってない!!
はずっ!


「じゃあ、そろそろ教室戻るぞ。
またあいつに何かされたら俺に言えよ。」


ペコッ「ありがうございます」


祐太くんは初恋の相手だけど
今はなんとも思ってない。



はぁ、入学初日にこんなかよ。


これも全部あいつのせいだ。



高木死ね。


ーーー

教室に戻るともう
グループができてて
輪の中にはいれないでいると

「りりな?」


と、声をかけられた。


見ると
幼なじみの早瀬かけるだった。

どいつもこいつもオランダも
イケメンになりやがって。


「久しぶりー。
マジ懐かしい。」

こいつは小学校別々だったから
イジメの事知らないであろう。


と思ったけど高木のせいで
バレたんだよーーー。
死ね。


「俺はイジメとか気にしねぇから。」

と言う天使のような言葉をくれた。


「お前は女神かっ!」

「俺男やん(笑)あ、
俺の友達のりなとしょう。」

「りなでーす。女子一人だったから
よかった。」

ちょー可愛い女の子。


「しょうだよー。よろしくぴーや!!」


口に飴ちゃん入れながら
笑顔が似合うこの金髪少年。

いかにもちゃらそうではないか。


「ちなみに」

りなちゃん顔を赤くしながら言った。


「私とかけるは付き合ってます。」


「うひょ!!」

かけるはいい彼女見つけたーって感じ?(笑)

やめろよ!!とかいいながらも
嬉しそうにしてるかけるを見て
非リア充のしょうと私は
微笑みながらそれを見てた。












あはっ。


私、ちゃんと楽しくやれてる!!
ぼっちじゃないんだ!!(笑)


そう思うと嬉しくなって。

この3人には感謝感激だよほんとに。