「痛い!離して!」 「離さない」 冷たい声で言うと妃菜は大人しくなった 屋上に着き 妃菜の手を離した 「なんで別れてくれないの 自分勝手すぎるよ いつも女の子といて私には見せてくれない笑顔を普通に見せる それだけでどれだけ辛かったか それに手を繋いでくれないキスだってしてくれない いつも私だけ好きな感じで 辛いよ」 そんなに妃菜は追い詰められていたのか ごめん気づかなくて でも 「妃菜それは間違ってる」