「なんでお前はまた翔子と一緒のクラスなんだよ」
そんなことを言いながら哲也はいつもどうり俺と一緒に居残り練習をしていた。
「あいつのどこがいいんだかね〜」
俺は適当に流しながら練習に付き合っていた。
でも高校に来て思ったがやはり翔子はモテる。
みんな翔子のことは可愛いと言っていて、特に先輩からの人気は絶大だ。
「んじゃそろそろあがるか〜」
俺たちは使っていた道具をかたずけ、学校を出た。