文化祭当日。
俺は哲也や野球部の仲間と文化祭を楽しんでいた。
すると前から翔子が楽しそうな顔をしてこっちに歩いてきた。
声をかけようと思ったが、隣に先輩らしき人が歩いていた。
それぞれ友達を連れて4人で歩いてはいるが、周りからすれば明らかにラブラブのカップルだった。
そのとき、ふと翔子と目があった。
翔子はびっくりしたような表情を一瞬見せたが何事もなかったかのように通り過ぎて行った。