美羽side

__告白された帰り道

ああ、もう!

水野とか言うやつの告白が長いせいで、さくらが先に帰っちゃったじゃん。

ぼーっと、考えていると


「きゃっ。」


誰かとぶつかった。


「あれかわいい女の子。」

「ほんとだ。」


「ちょ、やめてください!」


チャラい男2人に絡まれてしまったあたし。

こんなやつら殴ってやってしまいたいけど、あたしの力は男2人にはかなわなくて。


「痛っ!なにしてくれるんですか…。」


腕を強く握られたあたしは強く反抗する。


「はぁ?俺らと来いよ。」


「っ、やめてくださいっ。」