希美と分かれたあと 純菜と二人で 純菜の家に向かった。 歩いてる時も 気まずい沈黙が 続いていった。 それでも なんとか 家に付いた。 インターホンを鳴らそうとしていた 純菜が一言 「ごめんね」っと言葉を放った。 あたしは、咄嗟に 首を横に振る。 「親友なんだから当たり前でしょ!」 「ありがとう」 「じゃぁ・・・押すね」 「うん」 ピンポーン♪ あたしの心とは正反対な 明るい音だった。