目が覚めると、

「…⁈」

私は下着1枚だった。

「な、何で…」

動こうとしたが、手が縛られていて動けない。

そこでさっきの状況を思い出す。

「あ、起きた?」

さっきの男の声がした。

「いーじゃん、この子。」

「はやくやっちゃおーぜ。」

他にも2人の男の声がした。

「…っ、...っ…。」

恐ろしさで声が出ない。

ここは…公衆便所?

さっきの、公園のだ。

私は足も手も縛られた状態で仰向けにされていた。

何故か、口は塞がれていない。

けれど声は出ない。