仲間が欲しいと思ったり。 私のことを知られたくないと思ったり。 なんとなくヒントを出してみたり。 殺したいくらい嫌いだったり。 自分が自分のことなのにわからない。 「決まり…ね。」 裾をさばいて立ち上がる。 「じゃあ、沖田さんに伝えて置いて。よろしく、土方。」