「言わなくても大丈夫でしょ?だって、こういうときのために監察方がいるんだから。」



ああ、イライラする。



「あいつらは今、別の任務についている。」



そんな嘘が私に通じると思ってるの?



腕をゆっくり持ち上げる。



「そう、じゃあ。」



そして、勢いよく下に振り落とす。



「この子はだぁーれ?」