教室に入ると黒板に貼り紙があり、各自で体育館への移動の指示と並ぶ場所が書いてあった。
それを見て私と優は環と合流し体育館へ移動した。
始業式が始まった。この時間は苦手だ。
立ちっぱなしで校長先生の長い話を聞くのはおそらくだれもが苦痛でしかないだろう。
ようやく話も終わって、式も終わった。
生徒は各教室に帰って行く。
教室に戻ると席順の紙があったのでそれを見て席につく。
しばらくしてチャイムがなり担任が入ってきた。
あっ。この人じゃないか?
ガラッとドアを開け、中に入り教卓のとこに立ったのは
ブラウンの髪に整った顔立ち、
身長は185くらいでかっこいい印象の人。
女子がザワザワしている。
「はじめまして。今年度からこの学校にきました。このクラスの担任になります
夕川 大輔 (せきかわ だいすけ)です。担当教科は数学です。
皆、よろしく。」
ん?こっち見て笑った?
いや、気のせいかな。
「で、早速ですが今日のうちにLHRで委員会の役割を決めておきたいと思んだけど。」
そう言って、黒板に委員会の名前を書き出していく先生。
「はいっ、まず学級委員。これが決まらないと先に進めないからね。誰か立候補して!」
シーン
まぁ、こうなるわな。
しかも、うちの学校は学級委員はクラスで一人だけだから尚更だ。
「んー。誰もいないかな?」
少し困り顔の先生。
すると一人の女子生徒が
「せんせーい!類くんがいいと思う!」
はぁっ⁈いやいや待って〜!
「ん?類くん?」
そう言って出席簿に目を落とす先生。
クラスの女子は皆賛成しているみたいで
「それがいいね」などと言っている。
でも、絶対に嫌だ。だって学級委員は毎年文化祭で男子は女装、女子は男装して運営にかかわらなくちゃいけないじゃん!
そんなの絶対に嫌だ!
「類くんて、あぁ神園のことかな?
神園!どうかな?」
首をかしげて聞いてくる先生は決まらないから困った顔をしている。
うっ。そんな顔されたらさぁ
「・・・分かりました。やります…。」
はぁ、なんでこうなるんだー。
「ありがとう。じゃあ、学級委員は神園。よろしくね。」
女子から歓声が上がる
「文化祭楽しみだねー!」「類くん絶対かっこいいよ!」などなど。
あぁー。憂鬱…
学級委員が決まってからほかの委員会はすんなりと決まった。
なんなんだよ、もぉ〜…
まぁ、決まった事だから頑張ってやるけどもね。
「よし。これで全部決まったかな。じゃあ、最後に明日から授業だと思った人がいるかもしれないけど実力テストが実施されるから筆記用具忘れないようにね。」
えーっ!と一斉に声が上がる
「じゃあ、HR終わり。
あ、学級委員の神園は連絡あるから終わったら俺のとこまで来て。」
先生がそう言ったあと号令がかかりHRは終わった。
「類〜。先生のとこ行かなくちゃでしょ?たまちゃんには言っとくよ〜。靴箱のとこで待っとくよ?」
優が私の席に来る。
あぁ、可愛い。
「ありがとう優。でもどのくらいかかるか分からないから待ってなくても大丈夫だよ?」
「そう?んー。じゃあたまちゃんに聞いてからメールするねっ♪」
「了解。帰る時は気をつけてね。」
「うんっ!ありがとう〜。類も気をつけてね♪」
そう言って優が教室をでる。
まぁ、私は帰る時に気をつける必要ないけどね。そこは優のやさしさかな。
そういうとこが好きで自然と笑みがこぼれる。
あ、こんなことしてる場合ではないんだった。
俺のところに来てって言ってたけどどこにいるんだろうか。
とりあえず職員室に行ってみようかな。
それを見て私と優は環と合流し体育館へ移動した。
始業式が始まった。この時間は苦手だ。
立ちっぱなしで校長先生の長い話を聞くのはおそらくだれもが苦痛でしかないだろう。
ようやく話も終わって、式も終わった。
生徒は各教室に帰って行く。
教室に戻ると席順の紙があったのでそれを見て席につく。
しばらくしてチャイムがなり担任が入ってきた。
あっ。この人じゃないか?
ガラッとドアを開け、中に入り教卓のとこに立ったのは
ブラウンの髪に整った顔立ち、
身長は185くらいでかっこいい印象の人。
女子がザワザワしている。
「はじめまして。今年度からこの学校にきました。このクラスの担任になります
夕川 大輔 (せきかわ だいすけ)です。担当教科は数学です。
皆、よろしく。」
ん?こっち見て笑った?
いや、気のせいかな。
「で、早速ですが今日のうちにLHRで委員会の役割を決めておきたいと思んだけど。」
そう言って、黒板に委員会の名前を書き出していく先生。
「はいっ、まず学級委員。これが決まらないと先に進めないからね。誰か立候補して!」
シーン
まぁ、こうなるわな。
しかも、うちの学校は学級委員はクラスで一人だけだから尚更だ。
「んー。誰もいないかな?」
少し困り顔の先生。
すると一人の女子生徒が
「せんせーい!類くんがいいと思う!」
はぁっ⁈いやいや待って〜!
「ん?類くん?」
そう言って出席簿に目を落とす先生。
クラスの女子は皆賛成しているみたいで
「それがいいね」などと言っている。
でも、絶対に嫌だ。だって学級委員は毎年文化祭で男子は女装、女子は男装して運営にかかわらなくちゃいけないじゃん!
そんなの絶対に嫌だ!
「類くんて、あぁ神園のことかな?
神園!どうかな?」
首をかしげて聞いてくる先生は決まらないから困った顔をしている。
うっ。そんな顔されたらさぁ
「・・・分かりました。やります…。」
はぁ、なんでこうなるんだー。
「ありがとう。じゃあ、学級委員は神園。よろしくね。」
女子から歓声が上がる
「文化祭楽しみだねー!」「類くん絶対かっこいいよ!」などなど。
あぁー。憂鬱…
学級委員が決まってからほかの委員会はすんなりと決まった。
なんなんだよ、もぉ〜…
まぁ、決まった事だから頑張ってやるけどもね。
「よし。これで全部決まったかな。じゃあ、最後に明日から授業だと思った人がいるかもしれないけど実力テストが実施されるから筆記用具忘れないようにね。」
えーっ!と一斉に声が上がる
「じゃあ、HR終わり。
あ、学級委員の神園は連絡あるから終わったら俺のとこまで来て。」
先生がそう言ったあと号令がかかりHRは終わった。
「類〜。先生のとこ行かなくちゃでしょ?たまちゃんには言っとくよ〜。靴箱のとこで待っとくよ?」
優が私の席に来る。
あぁ、可愛い。
「ありがとう優。でもどのくらいかかるか分からないから待ってなくても大丈夫だよ?」
「そう?んー。じゃあたまちゃんに聞いてからメールするねっ♪」
「了解。帰る時は気をつけてね。」
「うんっ!ありがとう〜。類も気をつけてね♪」
そう言って優が教室をでる。
まぁ、私は帰る時に気をつける必要ないけどね。そこは優のやさしさかな。
そういうとこが好きで自然と笑みがこぼれる。
あ、こんなことしてる場合ではないんだった。
俺のところに来てって言ってたけどどこにいるんだろうか。
とりあえず職員室に行ってみようかな。