お兄ちゃんが帰って来なきゃいいのに、なんて思っちゃったとき。



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「海斗だ、わりぃ」


ひろと君の携帯がなって


話している途中の私に謝って、ひろと君は電話に出た。



「まじ?」


少し深刻そうなひろと君の顔。


ベットの下のカーペットに座ってるひろと君。



そのカーペットより手前のローリングに座る私。



その距離・・・



1メートル。



まだまだ、遠い距離。