「あんたバカ。合コン断るために嘘ついてたこと怒りたいけど……。
それどころじゃないから結論から言うわね。」
「へ…」
結論?答えなんてあるんだろうか。
「あんたは早瀬君を恋愛的な意味で好きなのよ。」
「……それはないよ。目で追わないし嫉妬しないし…」
私がそう反論すると紗香は、
「うーん…今はわからなくてもいいわ。
でも絶対いつかは気づくから。
後悔しないように生きるのよ。」
と言った。
「うん。」
私に恋と気づく日なんてくるのだろうか?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…