絶対嘘だろ……。
そう思って屋上行くとあいつはいた。
盗み聞きをしてやがる。
「ちょっ、遠藤…っ!」
しばらく俺も一緒になってみてると遠藤が飛び出していった。
…俺の足を踏んで。
でも全然痛くねぇし、なんかシャクに触ったからしばらくみてることにした。
すると襲われそうになる遠藤。
そして気付いたら俺も飛び出していて男を蹴り飛ばしていた。
なんでだ?なんで俺はこんなにこいつを助けてるんだよ。
関係ないじゃん。所詮他人。
ただ付き合ってるフリをしてるだけで……
あぁ、そうか。情が移りすぎたのかもしれないな。
そろそろ潮時か。
なんかスッキリしないけどそう思うことにした。