遠藤の隣にいたのは大学生らしき男。



なんかグダグダ言ってる大学生を適当に答えていると大学生は逃げていった。


なんだよ、ダセェな。


っと、それより次はこいつだ。



少し俺が問い詰めていじめてみると、



「ごめんなさい……」



謝る遠藤。ったく、なんかムカつく。可愛いんだけど。



すると遠藤は抱きついて来た。



悲鳴をあげそうになるがここは冷静に。



って、本当華奢な体だな。細いし少し力を入れたら折れそうで怖い。



「好きとかじゃないからね。」



「知ってるよ。」



そんなこと知ってるよ。俺らは嘘の関係なんだから。



「今日はありがと…」



少し赤い顔でそう言う遠藤。


俺は必死に理性を抑えながら冷静を装った。