そんなことを思ってると後ろから肩を叩かれる。



「ひゃっ…!」



ビクッとなり声を出してしまうが2人には聞こえてないようでひとまず安心。



「だ、誰?」



後ろを振り向くとそこには、



「盗み聞きしてんの?趣味悪いね。」



早瀬君がいた。



「は、早瀬君…」



私がそうつぶやくと、



「シーね。聞こえちゃうよ?」



私の耳元でそう囁く早瀬君。


そのおかげで私は心臓がバクバクうるさい。



「はぁ?なに言ってんの?ありえないんだけど。夢の話とか。」



とりあえず今は2人の話に集中だ。