屋上につき、声が聞こえる位置に行って物陰に隠れる。
「なによ?こんなところまで連れて来て。」
紗香はその男子を冷たく見ている。
嫌いなのかな?
「紗香ちゃん、お願いだよぉ、
ヨリを戻そうよ。」
男子はハァハァと息を荒くしていて少し怖い。
「は?なに言ってんの?
もともと付き合ってないじゃん。」
「なにを言ってるんだい?紗香ちゃん。
この間まで夢の中で僕のこと大好きって言ってくれてたじゃないか。」
男子の言葉には私も紗香も驚いた。
だって、夢の中、だよ?なに言ってるの?この人。ヤバくない?
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