そして日曜日ーー
「紗香、お待たせっ!」
「お、愛美、オシャレしてるね。」
「えへへ、まあね。」
彼女のフリだとしても、オシャレして合コン行ったと知ったらいい気はしないだろう。
「ここでやるの。カラオケ。」
着いたのは最近出来たカラオケだった。
「125号室って言ってたわよ。ここね。」
紗香の後に続いて125号室にはいる私。
するとそこには、同じ学校の2人の女の子と大学生くらいの4人の男子がいた。
「んもー、紗香たち遅いよぉ。」
2人の女子はどちらかというとギャル系の女子。
「いやいや、遅くなってごめんね。」
紗香がそう言うと大学生くらいの男の人に座って、と言われる。
「じゃ、みんなそろったことだし自己紹介しようか。じゃまず、俺ら男サイドからね。」
そう言って仕切ってる人が自己紹介をはじめた。