「なんでっ⁉︎ 私は…早瀬君が怖いの。
もう…本当、嫌……」



これは本心。本当に早瀬君が怖い。



「愛美、それじゃダメなの。
あんたはもっと強くならなきゃ。

…まあ、どうしても怖いっていうんなら文句は言わないけど。

もう一回しっかり早瀬君と話しなさい。
そのハンカチ返すときでいいから。」



「……うん、わかったよ。」



早瀬君ともう一度話す。
そして別れる。それだったら文句はないでしょ。


話してる間に昼休み残り5分となった。