放課後になった。



「早瀬君、ちょっといい?」



「…? いいけど。」



早瀬君を睨みながら呼びだす。



「あのさ、」


屋上に行き、早瀬君に手紙を渡す。



「これ読んでくれない?」



「うん。」



そういって読み始める早瀬君。




「……読んだよ。で?この手紙なに?」



「好きなの。だから付き合って。」



断れよ?そんな気持ちで睨みながら早瀬君に言う。



すると早瀬君はニヤリと笑って言った。



「いいよ。付き合おっか。」