「綺麗系なんてタイプじゃねーよ。
クールとか綺麗とかあんま好きじゃねぇ。
俺は……………」
そこまで言って早瀬君はハッとしたような表情になった。
てか、綺麗もクールも好きじゃないんだ…。よく私は友達に綺麗系だよね、とか言われるから可愛い系ではない。
「俺は、なによ。」
三浦さんが口ごもる早瀬君に問い詰める。
「俺は…天然で純粋でまっすぐなやつが好きなんだ。」
早瀬君は俯きながらそう言った後チラリと私を見る。
なに?諦めろってことなのかな?
私は天然でも純粋でもまっすぐでもないから関わるなって言いたいの?
すると三浦さんは嬉しそうに口を開いた。