~♪~♪~♪~♪
ん…?


家に帰りまっすぐベッドに倒れた私は、いつの間にか寝ていた
メール受信のメロディーが部屋に流れる
起き上がって、メールを開くと








from鈴木恵祐

教室で愛華と泣いていたけど大丈夫か?
無理して言わなくて良いけど、話聞くから頼れ。









優しいなぁ
恵祐には素直に言える気がする
言ってみようかな…。







from佐藤樹乃夏
メールありがとう(><@)
実はね、ちーちゃんが転校するんだって


私ねちーちゃんの事がすごい好きだからつらくて、悲しくて
愛華みたいに前から学校同じなわけじゃないし、幼なじみでもない
友達になってから、そんな時間たってないけど、すごい好きなんだ


私が、陸部にいられるのは
ちーちゃんのおかげだと思ってるの


ちーちゃんがいなくなったらどうしたら良いかわからないよ…。
一番辛いのはちーちゃんなはずなのに、ちーちゃんずっと笑ってるの。
無理してるの(>_<)

恵祐…私どうしたらいい?



   




〈メールを送信しました〉
はぁ。


「樹乃夏ー
ご飯よー
降りてらっしゃーい」


下でお母さんが呼んでいる
食欲ないなぁ

「はーい」
行かないとお母さん可哀想だし行くか…。







部屋に出て行く前に
ケータイをみてからでた。