2004年 春 小学六年

カーテンの隙間からの日差しを浴びながら目覚める朝

いつものようにベットからでて、鏡をみながら少し自慢の長い髪をながす。赤いチェックのパジャマを脱ぎ、オレンジ色の少し小さめのワンピースを着た。

誰もいないキッチンへ行き、目玉焼きとご飯を二人分用意し、キッチンの隣の部屋にお母さんをおこしにいった。