空side




「ハァハァッ…」



このー繁華街にくればいつもきこえる声。



ふつうなら通りすぎるが、今日は何故か気になった。



裏路地ではてた様子の男と、



『じゃあね』




と、つぶやいた女。





俺は息をのんだ。





金髪に赤の目。





金蝶がいた。