バキッ

私が男の腹を蹴った音

「ぐぁっ…」

男の声

心の底からゾクゾクしてくる

バキッ

ボコッ

ボキッ


「この女…‼」


女だから何?

私はそーゆう言葉大っ嫌い


『その女に負けてるくせに

偉そうなこと言ってんじゃないわよ。

せっかく面白くなってきたのに、

もういいわ…

君に興味なくなっちゃった』





グサッ






「ゔっ……」





鋭いナイフが男を刺した音

あ、正確には

私がナイフで刺した音だった


いいよね、この音

人を痛めつけるのは楽しい

そいつに最後は私が

綺麗なナイフで

とどめをさしてあげるの


あ、でも悪いやつだけよ?

ってゆーか

だからって私はどーなのよって

感じだけどね。



しょうがないのよ、もう…

こんなこと意外に

私を癒せるものはないから…