私は後悔している…
なぜなら、あたしはあなたを殺したようなことをしてしまったからだ…。

あの子がいなくなる丁度1年前の事…

「ねぇ、ばぁば、ちびた(ネコの名前)外に出して平気なの?今まで家猫だったのに…」

「いいの、もうわたしも歳だから家猫にするの大変なんだよ」

「そっか…」

あたしは、この言葉を後悔した。
だって、まさか…まだ8歳のあなたが…



数ヶ月後。

「ばぁば…なんかちびたの耳なんか怪我してない?」

「それ、結構前からなのよね、すぐに治るだろうっておもってたけど、なかなか、治らないわねぇ」

「…ねぇ‼︎今すぐに病院に連れてこうよ…ちびたずっと痛いままだと思うし…」

「そうね」


病院へきた。

医者から告げられたのは、入院って言われた。
まだ…まだそのときはあたしは気づかなかった…。この医者はあまり良くない人なんだなと…。