「あっ、ちなみに私は吹奏楽部ね」

突然、美輝が口を開く。

「ブラスか~……。なんか、美輝らしいね」

「それ、どういう意味だよ!?」

突っ込みながら笑顔でぶつかってくる美輝。

本気で何部にしようかな…。

とりあえずは体験入部だよね。

確か……明日から…だったっけ。

気を引き締めて、いかなきゃ。

そうして帰宅したのだった。