空もいつの間にか


さみしげで切なげで
誰かを待っているような

そんな冬の空


君と手を繋いで
君と歩幅を合わせて

2人だけの時間が流れる


降ってるか降っていないか
わからないくらいの雪でも


寒さが君にくっつく理由になるから


寒さも嫌じゃない


手を少し握ったら
何も言わずに強く握り返してきてくれる


そんな君が好きだった


君を想った寂しげな冬空の下