そんなモヤモヤしたなか
休みがあけて、いつものように
登校するといつものように
宇佐美君が優しい笑顔で迎えてくれた

「おはよう」

彼の優しい声になぜか涙が
でそうになった。

「美咲あいつと別れて俺と付き合お」

「え?なにゆってるの?」

「あいつ美咲に嘘ついてたんだろ
俺は嘘つかないしお前を一番に
思う事もできるお前を泣かせない」

なんで知季君との事知ってるんだろ

「でも、そんなことできない。
ここで付き合ったとしても
なんかダメな気がする」

「…少しずつでもいいからあいつ
じゃなく俺をみてほしい」

それだけゆうと宇佐美君は
学校へ向かって行った