美咲が学校へ行く時間を
遅らせたおかげで二人は
毎朝会うことがなくなりました。

けれどそんなある日、
なぜか宇佐美君からLINEが
きていたのです

「最近朝あわないよな?」

少しドキッとした。
でも、美咲は冷静に

「あー…学校へ行く時間を変えたの」

と、返信をした
そしたら宇佐美君は

「なんのために?俺と会うの嫌?
俺はお前と毎朝会うの楽しみだった」

え?なんで?彼女いるのに?
私にだって彼氏がいるのに…
それを知っているくせに…

「なにゆってるの?お互い相手が
いるじゃん?なのによくそんなこと
ゆえるよね?」

すると宇佐美君は

「俺は別れたけど?」

え?…

「でも、私には彼氏がいるから困る」

「それでも朝は会ってほしい」

あれから何度もこんなやり取りを
したけど結局は時間をずらすと
学校につくのも遅れるし
宇佐美君の言う通り前の時間に
登校することにした