「はいはい、仲良くしてよね」

「「誰がこんな人と」ヤツと」

「もう仲が良いみたいだね」

「主任!!」



ホントにやめてほしい。

主任の冗談は質が悪すぎる。



「で、パーティーって?」

「ふぇっ!?」



ち、近い…



「近いです…」

「そう?
 俺には普通なんだけど…
 そうじゃない?要」



ダメだ、あの女誑しがまともに反論するわけがない。



「ん?まぁしいて言うなら…」



要は私の後ろに回り…



「マッサージをしてあげたら?」



マッサージを始めた。



「あっ…ぅう…ぅん//」

「お前らやめろよ…?」



そう言うが主任は一切手を出すきがない。

下を向けば琉依。

上を向けば要。

そして、正面には陽祐がいて…

向く方向がない…



「先輩ぃ…ぃ痛いですぅ…よ?」

「だって茉希さん肩凝りすぎだし?」

「要ばっかりズルい…」



琉依が口を尖らせて言う。

待って、琉依もやるの?

こうなったら…



「陽祐…助けて…?」



もう、限界がくる時だ。

それを悟ったのか陽祐は要と琉依を大人しく席に座らせた。