「いいですよ」

その言葉にホッとした。

「一歩前に出た人から演説して下さいね。」

どんどんみんな前へ前へと出てきた。

とうとう最後。
私の番。

大きく深呼吸。

そして

「私が、もしも学級委員になったら、みんなが、信頼してくれる学級委員になると誓います!」

クラスは静まり返った。

後で、大きな拍手をもらった。