「君、名前は?」

「椎名 葵です」

なぜか私の名前に
驚いた顔をするイケメンさん

「どうしたんですか?」

「あ、ああごめん
なんでもないよ」

ぎこちなく笑ったイケメンさんは
屋上から下へ行く階段に向かっていった

「あ、そうだ


…また近々会えるだろうから
よろしくね」