小学の頃から目が悪くて相棒は分厚いメガネ。
コイツがいなきゃ生きていけない
何も見えない

もう一人の相棒は、このごわごわの髪。
お母さんはストレートでサラサラだったらしい
…お母さんの顔なんてもう覚えていないけど。
小さい頃に、亡くなっちゃったから。
髪が太くて天パ。ブラシが折れるんじゃないかってくらいの。

私って、何かしたのだろうか
前世で神様と喧嘩したのかも
前まではそう思っていた
…今はもうしょうがないと思って受け入れてる


中学の頃はまわりが急にキラキラしはじめて。
私もオシャレだとかやれスキンケアだとか最初の頃は頑張った
でもそんなの到底無理なんだと気付かされた
…あの女のおかげでね

ちょっと脱線しちゃったけど取り敢えず私は醜い。
ダサい。

もじゃもじゃ頭にあつーいメガネ。
到底キラキラにはなれないんだ

そうひらきなおっているから今はキラキラ生活とは
無縁の生活をしている

晴れて高校生にもなったものの、友達もキラキラ生活とは無縁の友達
大好きだけどね
休み時間は教室の隅で読書
いかにも、って感じ