まぁ、困ってるのに助けないのもダメだし、しかもあたし生徒会だから手伝わないと!




「んじゃ、行こっか!」




また、慌てて走り出す乃埜先輩について行こうとしたけど違和感が少しある。




あぁ!そうだった!




「乃埜先輩!あたし、着替えてないんですけど!」




急ストップし乃埜先輩に呼びかける。




「あぁ、そっか・・・でもまぁ、そっちのほうがいいや!そのままついてきて」




「ええっ、これでですか!?」




「いいから、いいから!時間ギリギリなんだし急ぐよ!」




無理やりあたしの手をひっぱり走り出す。




メイドのまんまでいいってどういうこと!?