「お疲れ、初ちゃん!もう、着替えてもいいよ!」
「うん、ありがとね!」
お店から出てグーンと一回背伸びをする。
うわー、まだ賑わってる・・・。
外を見てみると屋外ステージでクイズ大会をやってるみたい。
なんか、夢みたいだな。
こんな風に男女混合で文化祭やるだなんて・・・。
成功で終わりそうなのになにか胸に引っかかるものを感じる。
それは絶対、悠斗のこと・・・。
こんなに嬉しいのにそれを一緒に感じたい相手が今あたしの隣にいないから。
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