「・・・いませんけど・・」




「そーなんだ♪んじゃ、LINEのID教えてよ」




「いや、そういうのはここ禁止なんで」




「いいじゃんいいじゃん!かたいこといわずにさっ!」




「そうだよ!君彼氏いないんならさ、俺と遊ぼうよ」




もう1人の男の人も入ってきてニタニタ笑ってる。




もー、手首はがっちり掴まれてて、動けないしどうしよ・・・。




「すいません。ご主人様、当店はそのようなことをされると困りますし。


なんかあったら、ご主人様方の学校の方にも連絡しないとならないんですが?」




あたしが困っていると近くにいた女の子が助けてくれた。




「なんなんだし。もー、いいわ別に」




ガタッと席を立ってヅカヅカと店から出て行く2人。