「な、なんなのよこれはーーっ!」


お花のアーチをくぐるとそこは、

学校の屋上とは思えない、

どこか外国の別荘の庭のようでした…



床は全て天然芝生。

点々とたたずむ、大きく立派な木々。

美しい花が咲き誇る花畑。

小鳥のさえずりと、飛びまわる蝶達。

木製のベンチとテーブル。

真ん中あたりには
綺麗な水が絶え間無く溢れる噴水。

レトロな雰囲気のブランコ。






「姫、こちらに。」


「あ、ありがとう…隆介くんっ…///」



クラスの女の子たちは
妖しい5人に姫と呼ばれ、
優雅なランチを楽しんでおりました…