「な、なにあれ…」



「菜々美、屋上でお昼食べたいって
言ってただろ、昨日。」



「い、言ったけど…
それであんなの作っちゃったの!?」



「菜々美には何かお礼したかったから。」




「…隼輝……」




「菜々美〜!」



「大雅…?」


向こうから大雅が走ってくる。



「みんなもう屋上で待ってるよ。
菜々美と隼輝も早く来なよ!」



「で、でも…
私、クラスの子たちとお昼食べてたし…」



「それなら大丈夫だよ。」



「え…?」