振られたのがわかると女の子は、屋上を後にした。

もちろん、私はちゃんと隠れてたから見つからなかった。

女の子とすれ違うようにして、私も屋上に入った。

希「悠斗………。ごめん、話聞こえちゃって。」

悠「希!?どうした?」

希「あ、いや、その。昨日は、ありがとう!看病してくれて。おかげですっかり元気になったよ!」

すると、悠斗は口角をあげてニヤッと笑った。