屋上に着くと、やっぱり悠斗はいた。

でも、他にもいた。

女の子だ。

女「私、悠斗君の事がずっと前から好きでした。よかったら、私と付きあって下さい!」

うそ。告白!?

先超されちゃった。

悠斗は、なんて答えるんだろう。

いつのまにか、盗み聞きしてしまった。

悠「ごめん、君とは付き合えない。」

ほっ。

よかった。

って私ったらなにホッとしてんの。

ほっとしたからって私が悠斗と付き合える保証なんてないじゃん。

しかも、地味にあの子に失礼。

ごめんなさい、女の子さん。