そろそろいいかな。


希「湊先輩。氷水貸して下さい。」


そう言うと、先輩はおとなしく渡してきた。

そして、私はきって置いた湿布とテープを綺麗に先輩の足首に、巻いた。


ふぅー。


終わった。


よし!みんなのところに戻ろう!


希「それじゃあ先輩、私はこれで失礼します。お大事に。」

それから、私は保健室をでた。

まさか湊先輩が

「絶対に手に入れるから待ってろよ。」


なんて言葉を吐いていたなんて私は知るよしもなかった。