保健室に着いたけど、先生がいない。

体育祭の係りの仕事が、あるとかなんとか。


しょうがない。


私は男の人をソファに座らせた。


希「それで、どうしたんですか。」

「あぁ、障害を乗り越えてたら、平均台でバランスを崩して足を捻ったんだ。」


そういうことか……。


じゃあ、捻挫ってとこかな?

希「わかりました。ちょっと待ってて下さいね。」


私は保健室の先生に心の中で謝りながら救急箱から湿布とテープとハサミを、出した。


それと、氷と小さな袋と水も用意した。