「わぁ!綺麗!ね、フェーリス」

「え、あっはい。姫様」

「良い匂~い」


白雪姫が背を向けるとフェーリスは震える手で弓をかまえました


「あっみて、フェーリ…きゃぁあっ!!」

「っ!!できない!僕には姫様を殺すことはできない!」

「フェーリス…?」


弓を落とし、地面に崩れたフェーリスは泣き叫びました