暫くお喋りをした王子は白馬に乗って去っていきました


「ハリエー王子…」

「姫様」

「はっはい!」


王子の去ったあとをぼーっと眺めていた白雪姫はフェーリスの突然の出現に驚きました


「姫様、あの…」

「フェーリス…?どうしたの?」

「えっと…あ、近くにお花畑があるんです。いってみませんか?」

「お花畑!?行きましょう!」


満面の笑みを浮かべる白雪姫

そんな姫をみてフェーリスはただ泣きそうに顔を歪めていました