「白雪姫、お妃様があなた様のお命を狙っております」 「お義母様が…!?」 フェーリスは立ち上がると白雪姫の背を城とは逆方向の深い森へ押しました 「お逃げください、白雪姫。逃げてどうかいきのびてください!」 「フェーリス…ありがとう!!」 白雪姫は目元に涙をためながらも森の奥深くへと走り出しました 白雪姫を見送ったフェーリスは近くにいたウサギを射、血のついた矢をお妃様へと渡したのでした