「先生と前園先生って付き合ってるんでしょ??」

いかにも
前から知ってたかのようにいう日比野。

思わず動揺して思いっきり否定してしまう。

「動揺してるしww」

俺の担当の生徒なだけある、鋭い。笑

「動揺なんかしてねーよ」

平然を保ちながら言うけど..

「いや、先生たちお似合いだって
生徒の間で噂になってるよ??
桜ちゃんなんて本当だとおもってるし」

やばい、にやける。

「まじで?でも違うから!勝手に想像すんのは良いけど口に出すなよ、
きもちわりーな!!」

俺がこんなに動揺すんの初めてかも。

「はいはい笑」

やばい、日比野のペースに巻き込まれてる。

「俺にも好みってもんがあるけど、アイツはない!」

余計なことばっかどんどん口にする。

「でも先生たち仲いいじゃん!!」

嬉しい、嬉しいけど!!

「そーでもねーよ?」

俺にはこういう返ししかできない..