「ふぁぁぁぁ。」
すぐ起きて伸びーとする。ろ、廊下で寝たにも関わらずあんまり背中とか、痛くないっ!それだけフカフカってことか…!

まあ、なんで廊下で寝たかというと、情輝様と別れて部屋の扉を開けた瞬間く、くくくくくくくくもがっ!そこら中にいて!それで…こ、これ以上は語れないっ!ぼ、僕の精神が持たない…!

ってことで、それは置いといて。僕は久しぶりに何事もなく安心してぐっすり寝れた気がする。前までは、いつお金が底を尽きるかとか学校はどうしようとか、そんなことばっかり考えていたから…。不安で胸が締め付けられそうで。でも、もうそんな心配することないんだ。なぜなら今は僕は情輝様の執事で、学校もやめて、新しい生活が始まるからっ!!
そう考えると気分が明るくなって、気持ちが楽になる。前よりも朝日が輝いて見える。

さて、これからどうする…。